さまざまな人間関係の悩み
ドクターとの人間関係
看護師として働く上で、避けては通れないのがドクターとのコミュニケーションです。
しかし、ドクターとの人間関係が上手くいかず、悩んでいる看護師さんは少なくありません。
◆指示に一貫性がなく、気分で発言する
◆高圧的な態度をとる
◆看護師を馬鹿にする発言をする
◆個人的に食事などに誘われる
など、医師との人間関係に悩む看護師さんの多くが、医師の威張った傲慢な態度に嫌な思いをしているようです。
安心で安全な医療を提供するためには、医師と看護師がしっかり連携をとる事がとても重要です。
しかし、医師が態度を改めたり、異動になる事はなかなか難しいですよね。医師との人間関係が上手くいかずに業務に支障がでているのであれば、転職の道も考えた方が良いでしょう。
看護師との人間関係
看護師さんの離職率が高い理由の一つに「看護師さん同士の人間関係」というものがあります。
いじめやパワハラなどが原因で、看護師を辞めてしまう方は少なくありません。
また、続けていても、人間関係のストレスから体調を崩してしまう方や、業務に支障がでてしまっている看護師さんも多いのです。
では、看護師さん同士の人間関係を円滑にするためにはどうしたら良いでしょうか?
『積極的に挨拶をする』
あたりまえの事ですが、挨拶はとても大切です。明るく大きな声で挨拶をする事で、印象は格段に良くなります。
ただ会釈をするのではなく、しっかり目をみて大きな声で挨拶をするようにしましょう。
『陰口は言わない』
職場の相手には、陰口を言わない方が良いでしょう。いくら信頼できると思っていても、どこで漏れてしまうかわかりません。
同僚で、愚痴を言い合ってストレスを発散する事ももちろんあると思います。しかし、その場合は本当に信頼して良いのか、相手をしっかり見極めましょう。
『ありがとうは魔法の言葉』
ありがとうと言われて嫌な人はいないでしょう。例え納得がいかない事を言う人であっても、何かをしてもらったら、些細な事でも感謝の気持ちを伝えましょう。そうすることで、相手の態度が柔らかくなる事もありますよ。
患者さんとの人間関係
「患者さんとコミュニケーションをとらないといけないけれど、何を話して良いかわからない。」
「いつもイライラしている患者さんがいて、すごく苦手。」
など、患者さんとのコミュニケーションに悩んでいる方もいると思います。
また、言う事を聞いてくれない患者さんに、イライラしてしまう事もありますよね。
そんな時は、自分が辛いと考えずに「狭い場所で療養しているからストレスが溜まっているんだな」「苛立ちや苦しみをどうしたら癒せるかな?」と広い心で受け止めてあげましょう。相手の立場に立って、自分がどうされたいか、考えて行動する事が大切です。患者さんは周りが思っているより、精神的に不安をもっています。その不安を少しでもぬぐってあげられるのが、看護師さんの存在です。