看護師の現場の特徴
プレッシャー
人の命を預かる看護師さんのお仕事。ほんの小さなミスでも大きな事故につながってしまい、最悪の場合は命に関わりかねません。
そのため、看護師さんは常に緊張状態の中で働いています。
「採血や点滴を1回で成功させなければ・・・」「また、患者さんが言う事を聞いてくれないかも」
という日々、不安を感じている方や「本当にミスや忘れている事がないか、不安で夜眠れない」と、不眠症気味の看護師さんもいらっしゃいます。
もちろん医療現場にはある程度の緊張感が必要です。でも極度の緊張状態が常に続いてしまうと、心身共にヘトヘトになってしまいますよね。
プレッシャーに打ち勝つためには、院内外の研修に積極的に参加するなど勉強を重ね、自分自身に自信をつける事が大切です。
また、同僚に悩みを打ち明け、お互いの不安を共有したり信頼できる上司に相談してみるのも良いでしょう。
努力をしたり、見方を少し変えてみる事で、良い意味で肩の力が抜け、また一歩成長した自分に出会えますよ。
過酷な労働現場
「白衣の天使」と呼ばれることもある看護師さん。
しかしお仕事内容はとてもハードで、疲労もたまっているのではないでしょうか?
拘束時間は長く、休憩もゆっくり取れない事なんて当たり前、という話も耳にします。そんな過酷な現場で日々活躍している看護師さんの心身的ストレスは相当なものでしょう。
また、日本では深刻な看護師不足に悩まされえれています。そのため、看護師さん一人ひとりへの負担が大きくなってしまい、その状況に耐え切れずに、辞めてしまうという悪循環にも陥っています。
さらに、多くの看護師さんが経験していると思われる「夜勤」。これも看護師さんの心身に大きな負担となっています。体内リズムが崩れてしまうので、自律神経系やホルモン分泌系に異常をきたし、睡眠障害に悩む看護師さんは少なくありません。
複雑な人間関係
最近では、男性看護師も増えてきましたが、まだまだ女性が多い看護師の世界。
そのため複雑な人間関係にストレスを感じている方がとても多いのです。
◆自分だけ患者さんの容態を教えてもらえない
◆自分だけ注意をされたり、無視をされる
◆物を隠される
など、ひどい話をよく耳にします。中には、いやがらせや、いじめを受け怖くて出勤できなくなってしまった方も。
一番良いのは、上司に相談し解決してもらう事ですが、なかなか上手くはいきませんよね。
相談する事で、もっと人間関係が悪化してしまったりと、なかなか人間関係が円満な職場が少ないのが現状です。